台風は年平均でおよそ27個程度発生し、そのうち11個ほどが日本から300km以内に接近、3個ほどが上陸に至ります。

そして、接近、上陸した台風は、 広範囲にわたって強風(といいますか暴風)をもたらします。

また、台風の接近に伴って竜巻やダウンバーストといった局所的な強風も発生しますし、冬の低気 圧などは台風並みに発達することもあります。

その上、日本は急峻な地形が多いため、地形によってさらに風は強まりますし、都市部では建物の存在によっても 風は強まります。

つまり、日本は、気象的な条件からも地形的な条件からも強風の発生頻度の高い国であるといえます。

風工学研究室では、特に風に対する地形の影響に焦点を当て、以下のような研究を進めています。

  • 上空風の情報を用いた地形因子解析による地上風の推定に関する研究
  • 丘状地形や半島状地形周辺の流れ場に関する研究
  • 複雑地形や建物周辺の流れ場を対象とした数値流体解析に関する研究